#002 Burn/ エリー・ゴールディング
さて、2回目の投稿は前回投稿曲から40年下って2013年の曲w
「Deep Purpleのカバーか」とか言ってるそこのオジさん、全然違うからちゃんと聞いてくださいw
ボクはこの曲は21世紀に入ってからの一番の神曲だと思ってます。
EDM(Electric Dance Music)に大きく傾倒する決定打になったとも言える曲。
すごいと感じている理由は、
1) 重低音がカッコよく出ていて、打ち込みでありながら迫力でアナログ曲を完全に超えたなと。
それまでの打ち込み曲のイメージは、ピコピコ、シャカシャカで、ノリはいいが、迫力はエレキギター、のロック曲に勝てるはずがない、と思ってました。これは一線を超えたなと。
2) 重厚なベース音の上にカワイイ系の声質の女性Vocalを乗せて来た!
これはそれまでの洋楽になかったパターン。当然萌え好きのボクは完全ノックアウトw
音が重厚なのと、歌詞や歌い方がカッコいいのとで、タダの萌え系ネタ曲にならず、めっちゃカッコいい!
3) 静と動の対照、音数が少ないのに迫力と重厚さが途切れない
それまでの電子音楽は、テクニックを使うことが目的で、「新しいぞ、すごいだろ」というところに価値があったと思う。
この曲では電子的なテクニックを使うことはあくまで手段であって、それによって表現する世界をドンと示された形。
それも、決してアナログ楽器では表現できない世界を。
打ち込み音楽を「ニセモノ」と揶揄してる人もいるが、そんなことは超越してしまったのだ。
さて、この曲、全英チャートでは1位になってるんだが、アメリカではさほどHitせず、その影響か、日本でもあまり浸透してないのが残念。
思うんだが、60年代以後は、新しい音楽はイギリスがリードしてきていると思う。
ロックもダンスビートもイギリスのものの方が日本人の好みだと思うんだが。
ということで、このblogでは日本であまり知られていないイギリスのHit曲もどんどん紹介していきますんで是非是非チェックして、ボクと同じような衝撃体験をしてください。
ところで昔はイギリスのチャートの情報も最新ヒットの音もなかなか聞くことができなかったけど、今はネットでリアルタイムにチェックできる。すばらしい時代になったものだ。だいたい毎月チェックするようにしてる。
この曲もチェックしてなかったら出会えなかったかもしれない。
それにしても、この再生数はすごい。12億回!
世界中に浸透してますよ。
この曲の良さがわからないとは、日本はガラパゴスだな。
今、洋楽カバーをEDMアレンジする活動をしてるけど、なかなかこの曲のような重厚なサウンドにできないんだよな。
大きな目標です。
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